単層カーボンナノチューブ入りゲルコート:明るい色でも電気導電性あり、しかも取扱い容易。


TUBALL™ MATRIXシリーズを使えば、TUBALL™単層カーボンナノチューブの添加は簡単です。TUBALL MATRIXは、ポリマーを担体とする添加剤で、予備分散済みTUBALL™単層カーボンナノチューブを含有しています。

ポリエステル及びビニルエステル樹脂には、TUBALL™ MATRIX 204をご使用下さい。

添加先

ポリエステルビニルエステル樹脂

添加剤担体

可塑剤+安定剤

トリエチレングリコールジメタクリレート+分散剤

製品

TUBALL™単層カーボンナノチューブは、あらゆる領域で優れた性能を発揮する導電性添加剤です。

:OCSiAl社内試験による平均値比較。製品の性能は、製品のタイプと配合によって異なります。

幅広い電気抵抗率に対応

OCSiAl社内配合。ASTM D257準拠。

使いやすい

TUBALL™ MATRIXは、塗料業界で広く使用される標準設備で使用可能です。


シングルシャフト 高速ミキサー

希釈時間25分

粒径 ≤15 µmまで、 グラインドメーターによる容易な品質管理


TUBALL™ナノチューブが帯電防止ゲルコートにもたらすその他の利点

  • 粘度への影響は限定的。
  • 少ない添加量で済むため、最終配合物仕様の可能性が広がります。
  • 効率的で簡単な工程管理を可能とする低添加量と使い易さ。

TUBALL™ MATRIXシリーズを使えば、TUBALL™単層カーボンナノチューブの添加は簡単です。TUBALL™ MATRIXは、ポリマーを担体とする添加剤で、予備分散済みTUBALL単層カーボンナノチューブを含有しています。

導電性と非導電性のジェルコートの違い

比較パラメータ

導電性添加剤なしの標準的な金型コーティング

TUBALL™ MATRIXを使用した静電気防止金型コーティング

表面抵抗率

>1013 Ω/sq

>109 Ω/sq

スプレー技術による塗布

可能な

可能な

成形および脱型の過程で特別な静電気防止ワイプとスプレーが必要

必要な

なし

静電気放電による爆発および火災のリスク(特にポリエステルベースの複合材料メーカーにとって)

高い

最小限の

静電気防止特性のレベルは作業エリアの湿度に依存します(静電気防止ワイプとスプレーを使用する場合)

はい

なし

より速い脱型手順

標準の

はい

作業者にとって不快な静電気放電感覚(特に大きな複合材料部品の脱型時)

はい

最小限の

複合材料の表面に欠陥を引き起こすほこりの形成リスク

はい

最小限の


ポリエステル及びビニルエステル樹脂にはTUBALL™ MATRIX 204をご使用下さい。


応用例

ポリエステル系<br>ゲルコート用

事例を見る

ポリエステル系<br>ゲルコート用

事例を見る

ポリエステル系<br>金型塗装用

事例を見る

TUBALL™ MATRIX 200-Х及び300-Xシリーズ用PROCESSING GUIDELINESをお読み下さい。


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English
加工法ガイドライン TUBALL™ MATRIX 200-x / 300-x シリーズ
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TUBALL™ MATRIX 加工法ガイドライン


プレゼンテーションを見る(5分)

How to make colored conductive gelcoats: unveiling high-performance industrial technology


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